最近、キッチンに新しいオーブントースターを導入しようと考えています。その選択肢として、BRUNOとバルミューダの2つが挙がってきました。
特に「BRUNOスチーム&ベイクトースター」を買おうか、「バルミューダ」を選ぶかで悩んでいます。
バルミューダはスチームトースターの中でも有名で、パンの種類ごとに最適な焼き上がりを実現する技術が特徴です。ただし、その性能には値段がついてきます。
一方で、BRUNOはコンベクションモードを備えており、パンだけでなく様々な料理にも活用できる便利な機能があります。
今回の記事ではブルーノ(BRUNO)スチームトースターとバルミューダのトースター、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
ブルーノとバルミューダのスチームトースター比較一覧表
まずはわかりやすいように、ブルーノとバルミューダのスチームトースターの特徴を表にして直接比較してみました。外観はどちらもおしゃれで似ていますが、価格や機能、庫内サイズなどには違いがあります。
特徴 | BRUNO スチーム&ベイクトースター | バルミューダ スチームトースター |
---|---|---|
パンの枚数 | 4枚 | 2枚 |
スチームモード | 1種類 | 4種類 |
ノーマルモード | あり | あり |
コンベクションモード | あり | 無し |
温度 | 90-250℃ (10℃刻み) | 170/200/230℃ (クラシックモード) |
タイマー | 1-30分 | 1-10分/15分 |
外寸(㎜) | 350幅×370奥行×225高さ | 357幅×321奥行×209高さ |
庫内サイズ(㎜) | 280幅×260奥行×80高さ | 274幅×204奥行×178高さ |
重さ | 4.8kg | 4.4kg |
電力 | 1300W | 1350W |
コード長さ | 1.0m | 1.2m |
生産 | 中国 | 中国 |
税込価格 | 15,400円 | 25,850円 |
ブルーノとバルミューダのスチームトースター『項目ごとの比較』
BRUNOとバルミューダのスチームトースターを項目ごとに具体的に比較します。
運転モードの比較
BRUNOスチーム&ベイクトースターは3種類の運転モードを搭載しています。
- スチームモード: 庫内をしっかりと蒸気で満たし、美味しいパンが焼き上がります。
- ノーマルモード: 標準のトーストや料理に最適なモードです。
- コンベクションモード: 幅広い料理に対応し、効率的な調理が可能です。
一方、バルミューダの運転モードは5種類あります。そのうち4種類のモードがスチーム機能を持ちます。
- トーストモード(スチーム)
- チーズトーストモード(スチーム)
- フランスパンモード(スチーム)
- クロワッサンモード(スチーム)
- クラシックモード (170、200、230°C): パンの種類によって上下のヒーターの強さが自動調整されます。
バルミューダはパンの種類ごとに最適な焼き上がりを実現するために、細かな調整が可能です。 このように、運転モードの違いがBRUNOとバルミューダのスチームトースターの大きな違いの一つです。
一度に焼けるパンの枚数の比較
バルミューダのスチームトースターは一度に焼けるパンの枚数は2枚です。外寸サイズ的にはBRUNOとあまり変わりませんが、バルミューダのスチームトースターは、一度に焼けるパンの枚数が2枚です。
庫内の設計上、ボイラーカバーの位置が前方にあり、これがパンを4枚同時に焼くことを妨げています。そのため、バルミューダのトースターで一度に4枚のパンを焼くことはできません。
それに対して、BRUNOスチーム&ベイクトースターは一度に4枚焼けます。ファミリー世帯には、一度に多くのパンを焼けるBRUNOスチーム&ベイクトースターがおすすめです。
温度の比較
バルミューダはスチーム機能がないクラシックモードで、「170℃・200℃・230℃」の3段階の温度設定が可能です。
一方、BRUNOは90℃から250℃まで、10℃刻みで温度設定ができます。どの運転モードでも細かな温度調節が可能なので、さまざまな料理に適した加熱条件を設定することができます。
タイマーの比較
バルミューダのタイマー設定は1-10分と15分ですが、BRUNOは30分までタイマーを設定できます。
パン焼きが主体であれば10分で十分ですが、BRUNOを使えば長時間のレシピにも対応できます。
庫内のサイズの比較
バルミューダのスチームトースターは、パンを2枚焼くことができますが、BRUNOと比較すると庫内の奥行きが狭いです。
- BRUNOの庫内サイズ: 幅280mm × 奥行260mm × 高さ80mm
- バルミューダの庫内サイズ: 幅274mm × 奥行204mm × 高さ178mm
BRUNOはパンを4枚焼ける広さがありますが、その代わり庫内の高さはバルミューダに比べて低めです。
価格の比較
バルミューダは、BRUNOよりも約1万円高い価格設定です。
- BRUNOの価格: 15,400円
- バルミューダの価格: 25,850円
コンベクションモードはブルーノだけ!
BRUNOスチーム&ベイクトースターには、独自のコンベクションモードが搭載されています。
BRUNOスチーム&ベイクトースター|コンベクションモード
このトースターでは、例えば買ってきたお惣菜のコロッケや天ぷらをコンベクションモードで焼くと、揚げたてのようにサクサク、カリカリに仕上がります!コンベクションとは、『対流』を意味し、庫内で熱風が流れるので、効率的に調理ができるモードです。
コンベクションモードとは?
コンベクションモードは、オーブントースターの中でも特別な機能の一つです。このモードでは、
庫内に設置されたファンが熱風を循環させることで、食材全体に均一に熱を加えます。例えば、揚げ物や焼き物などの料理に最適で、表面をカリッと、内部をふんわりと仕上げることができます。
具体的には、コロッケや天ぷらなどの揚げ物をコンベクションモードで調理すると、外側がサクサク、中はふっくらとした食感になります。また、焼き物やグリル料理も均一に加熱されるため、美味しく仕上がります。
このように、コンベクションモードは熱風の循環によって効率的に調理を行うため、時間短縮や食材の栄養素を保ちながら、おいしく料理を楽しむことができます。
ブルーノのコンベクション機能を活用することで、手軽にヘルシーな料理が楽しめるので、忙しい日常の中でも便利です。
BRUNOスチーム&ベイクトースターはこのコンベクションモードがあるので、お惣菜が多いご家庭には特におすすめです。また、お料理を調理している間に油がトレイに落ちるため、ヘルシー志向の方にも最適です。 これらの違いを考慮して、自分のニーズに合ったオーブントースターを選んでください。
トーストが4枚焼けるトースターの魅力
子供がいる家庭では、朝の準備や家族の食事時間が特に大切です。そんな家庭には、一度に4枚のトーストが焼けるトースターが便利です。
1. 朝の忙しい時間もラクラク!
朝の忙しい時間帯に、子供たちの朝食を効率よく準備できます。トースターで一度に多くのトーストを焼けるので、子供たちが待つことなく朝食を楽しめます。
2. 大人数でも安心!
家族や友人が集まる時にも頼りになるトースターです。お友達の子供たちが遊びに来た時や、家族での食事会で大量のトーストを一度に調理できるので、おもてなしのストレスが軽減されます。
3. 多機能で料理の幅が広がる!
4枚焼けるトースターは、トーストだけでなく様々な料理にも活用できます。例えば、ブルーノのようにコンベクションモードを利用すれば、揚げ物や焼き物も簡単に調理でき、子供たちの好きな料理を多彩に楽しめます。
4. 急な来客にも対応!
急な来客があっても、短時間で大量のトーストを調理できるので安心です。子供たちの友達が突然遊びに来た時や、予定外の家族の訪問でも素早くおもてなしできます。 このように、子供がいる家庭には、一度に4枚のトーストが焼けるトースターが家事を楽にしてくれます。忙しい朝や賑やかな家庭でも、便利に活用できる調理器具です。
BRUNOとバルミューダ『どっちがおすすめ?』
バルミューダが向いている人
バルミューダはパン焼きモードが4種類あり、パンの焼き加減にこだわりたい方には特におすすめです。また、庫内の高さを重視する方にも適しています。
- とにかくパンにこだわりたい方
- パンの種類を楽しみたい方
- 料理に15分以上かけることが少ない方
BRUNOが向いている人
BRUNOはコンベクションモードがあり、パンだけでなくお菓子や料理、お惣菜の温め直しにも活用できます。また、パンを4枚焼ける広い庫内が特徴です。
- パンもお菓子も料理も幅広く楽しみたい方
- パンを4枚焼く必要があるファミリー世帯
- お惣菜を揚げたてのように楽しみたい方
- 手作りパンやお菓子作りをしたい方
- 価格を重視する方
これらの特徴も考慮して、自分の生活スタイルやニーズに合ったトースターを選んでください。
まとめ
BRUNOとバルミューダのスチームトースターを比較してきましたが、それぞれに特徴があります。バルミューダはパンの種類ごとに調整された焼き加減が魅力であり、高度なパン焼きを楽しみたい方に向いています。
、BRUNOはコンベクションモードを備え、パンのみならず多様な料理に対応できる汎用性があります。特にファミリー世帯には、広い庫内で4枚のパンを一度に焼ける点が大きなメリットです。
価格面ではBRUNOが手ごろで、多機能な利用が可能です。どちらを選ぶかは、焼くものの種類や使用頻度、庫内のサイズなどによって決めると良いでしょう。
パン焼きのこだわりが強い方にはバルミューダ、料理の幅を広げたい方やコストパフォーマンスを重視する方にはBRUNOがおすすめです。自宅での料理やお菓子作りを楽しむために、最適なトースターを選んで家族の食卓を豊かにしましょう。